【2025年最新】QRコード決済の最新動向とセキュリティ対策|不正利用を防ぐDigishot®とは? QRコード決済の普及が進む一方で、不正利用リスクも増加。最新動向やメリット・デメリットを解説し、安全な利用方法を紹介。不正利用防止策として注目のDigishot®の活用法も詳しく解説します。

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TJです。

最近、外出するときはスマホ以外持たなくなりました。

というのも、スマホケースを新調するついでにMagSafe対応のカードケースを購入しまして、このスマホとカードケースのみでどこまで不便なく生活できるのかを検証中です。

近頃、大抵どのお店もQRコードなどのキャッシュレス決済やモバイルオーダーに対応しているので、スマホだけでもなんとかなるのですが、たまにキャッシュレス決済未対応のお店などがあって冷や汗をかくことがあるので、緊急用のクレジットカードは持っておきたかったのです。
(店に入ってから、キャッシュレス決済未対応と気づいて店を出るほど気まずいことはないですよね。)

スマホ、クレジットカード、身分証という究極ミニマルな三点セットにしてから、どのお店にも安心して入ることができ、しかも選べるお店が増えて今のところ冷や汗をかくことはありません。

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日本のキャッシュレス化もコロナショックを境に急速にすすみ、特にQRコード決済の普及が顕著となっています。QRコード決済は、スマートフォンのカメラでコードを読み取り、即座に支払いを完了できる利便性の高い決済方法です。日本政府のキャッシュレス化促進政策の影響もあり、日本国内のQRコード決済の利用率は68%に達したという報告もあるようです。年間取扱高も増加し、2025年にはさらに拡大することが予測されています。

しかし、利便性の向上とともに、QRコード決済にはセキュリティ上のリスクも存在します。

今回は、QRコード決済の最新動向、メリットとデメリット、そしてセキュリティリスクについて解説していきたいと思います。

また、不正利用防止策として注目されるDigishot®(デジショット)の活用についても紹介していきます。

QRコード決済の普及状況

キャッシュレス決済の現状

日本では、キャッシュレス決済の普及が徐々に進んでおり、経済産業省の発表によると2023年のキャッシュレス決済比率は39.3%を記録しました。

[参考] https://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240329006/20240329006.html

日本政府はキャッシュレス決済比率を2025年までに4割に引き上げる目標を掲げており、目標達成は間近です。

特にQRコード決済は導入コストの低さと利用の手軽さから、小規模店舗や個人事業主の間で急速に普及しています。

最新のQRコード決済利用率データ

株式会社インフキュリオンが​行った​2024年「決済動向2024年上期調査」の最新データによると、QRコード決済の利用率は68%と過去最高を記録し、クレジットカード決済(78%)の次に高い水準となっています。

また、年間取扱高も右肩上がりの成長を続けています。

今後も市場拡大が期待されています。

[参考] https://insight.infcurion.com/business/2024-cashless-payment-penetration/

QRコード決済のメリット

今後も市場拡大が期待されるQRコード決済ですが、ここでQRコード決済のメリットについて、消費者視点と店舗側視点から簡単におさらいしてみましょう。

消費者視点
・ポイント還元:多くの決済サービスでキャッシュバックやポイント付与があり、お得に利用可能。
・利便性:スマートフォン一つで簡単に決済が完了。
・多様な支払い手段の統合:銀行口座やクレジットカードと連携し、支払い方法の選択肢が増加。

PayPay(ペイペイ)が過去に実施した総額1億円キャッシュバックキャンペーンのインパクト余波なのか、「PayPay(ペイペイ)を使うとお得」というイメージが刻まれた感じがします。

他にも、獲得ポイントを専用サイトでしか利用できなかった過去とは異なり、リアル店舗で現金と同じように使用できるようになってきたという点も大きいですね。

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デジタルポイントカード(電子ポイントカード)としても利用されています。
日本全国70店舗以上!有名ラーメン店「一蘭」様での活用事例
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店舗側視点
・導入コストの低さ:クレジットカード決済端末と比べて初期投資が少なく済む。
・現金管理の負担軽減:レジ作業の負担が減り、売上管理などの業務の効率化につながる。
・顧客の購買データの活用:QRコード決済の利用履歴を活用し、マーケティング施策を最適化できる。
・衛生面:現金に触れる機会が減り、飲食店などでは衛生的。

お店が混雑している場合、現金やり取りにスタッフ一人がつきっきりになることが常ですが、QRコード決済ならお客様がQRを読み込んでスマホでお支払いするので、会計時間が短縮されレジ回転率向上につながります。

他にも清算ミスや釣り銭準備も起こらないので現金管理の負担が軽減されます(お客様のスマホに入力した金額が正しい金額かどうか、の確認は必要ではありますが)。

QRコード決済のデメリット

消費者にとっても店舗にとっても利便性の高いQRコード決済ですが、良い点ばかりではありません。

デメリットについても少し見ていきましょう。

技術的な制限
・スマートフォンや通信環境が必要で、電波の届かない場所では使用できない。
・システム障害やサーバーダウン時に決済できなくなるリスクがある。

高齢者の利用障壁
・デジタルに不慣れな高齢者にとっては操作が難しい場合がある。
・紙の現金決済に慣れた世代が移行しにくい。

決済手数料と運営コスト
・一部のQRコード決済サービスでは手数料が発生し、特に小規模事業者にとっては負担になることがある。
・システムの導入や運用には一定のコストがかかる。

セキュリティリスクという課題
QRコード決済の急速な普及に伴い、不正利用のリスクが増えています。
先日、たまたま見ていたニュース番組で「QRコード決済の不正利用」が取り上げられていました。
テレビが取り上げるほどなので、かなりの詐欺被害が横行し始めているように見受けられます。

•偽のQRコードを店舗に貼り付け、偽造決済画面へ誘導して詐欺業者に送金させる。

店舗のレジ横に置かれている決済用QRコードに、別の詐欺用QRコードを貼り付ける手口です。

利用者は商品を注文し、決済用QRコードを読み込むとします。

通常は、お店の店名が決済画面に表示され、今目の前のお店であることを確認してから利用金額を入力して支払い完了となります。

しかし、お店の名前を模倣した偽造決済画面を使われていたとしたら、お店の名前を確認したとしても、それが詐欺なのかどうかの判断が誰にもできません。結果、詐欺業者へ入金し、利用者は商品を手にする。

お店側には支払いはされない、という問題が起こります。

•フィッシング詐欺でユーザーを偽サイトに誘導し、個人情報を詐取する。

前述と同様、詐欺用QRコードを貼り付け、偽サイトに誘導し、

「(利用者が欲しい情報を得るには)会員登録が必要です。」

などと偽って、個人情報を搾取するという手口です。

このように、店舗側の現金管理の負担が軽減されるという利便性向上の反面で、誰も気づかないところで詐欺に加担もしくは被害に遭ってしまうリスクが問題になっています。

安全に利用するための注意点

前述の「偽造QRコードによる偽造フィッシングサイトへの誘導」については、一つは店側がQRコードを常に目の届くところに置いておく、という対策が考えられます。

要は、第三者の手に触れるような場所に放置しない。

また、偽造QRコードが貼られていないか、毎日決まった時間に1日数回確認する、という確認手順取り決めとセキュリティ教育も有効です。他にも動的QRコードを導入する、という対策が考えられます。

しかし、相手もプロフェッショナルで詐欺の手口は今後も進化するであろうことを考えると、セキュリティ対策には常に気を配る必要がありそうです。

不正利用対策として注目されているDigishot®(デジショット)

我々、株式会社コトが独自開発した「Digishot®(デジショット)」は、スマートフォンの画面に直接押せる電子スタンプです。こちらのソリューションが今、キャッシュレス決済やQRコード決済のセキュリティ向上に貢献できるとして注目されています。

Digishot®(デジショット)の特徴

Digishot®(デジショット)の特徴を簡単に説明すると、

•電子スタンプそれぞれに固有IDを保持し、識別が可能。

•複製が困難で、不正利用を防止。

•電池不要でメンテナンスフリー。

Digishot®(デジショット)活用事例
Digishot®(デジショット)の電子スタンプは以下のような利用用途で採用されています。

•電子チケットの認証(消込み)

•デジタル(電子)ポイントカード

•デジタルスタンプラリー

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Digishot®(デジショット)による不正利用防止

Digishot®(デジショット)の電子スタンプでなぜ不正利用防止ができるのか?

その点について、旅先納税でのデジショット活用事例を用いて説明していきたいと思います。

北海道伊達市では、旅先納税でのお支払いに「DATEMO」というプラットフォームを利用しています。

お店で商品を購入すると、この「DATEMO」アプリ内に表示された電子商品券をレジで見せます。

あとは、店員が電子スタンプを押印すると決済が完了します。

実際にDATEMOを使った商品購入から決済完了までの流れです。

商品をレジへ持っていき、「DATEMOでお願いします。」と伝えると、別レジへ誘導されます。店員さんが商品をスキャンし、合計金額を伝えてくれます。

私が、スマートフォンに表示されたDATEMOの商品券画面を見せると、店員さんがレジ横の「Digishot®」電子スタンプを手に取り、スマートフォン画面にスタンプを押印すれば決済完了。

とてもスムーズです。

DATEMOにDigishot®が利用されている理由は、その安全性です。

決済者の電子商品券を店員が目視。

店員がDigishot®スタンプをスマホに押印。

決済完了。

という流れなのですが、このDigishot®を利用した決済の仕組みは、決済者、店側のどちらかに不正があった場合、決済が実行されることはありません。

一つ例を挙げてみます。

まず決済者のスマホに表示された電子商品券が偽物である場合、店員が偽物に気づかず、Digishot®を押印したとします。でも、決済完了にはなりません。

なぜなら、DATEMOサービスからオンライン経由で発行された電子商品券は、常に専用サーバーと通信しており、有効な電子商品券であることを証明しています。

電子商品券の見た目を真似した偽物の電子商品券を表示させたとしても、それは専用サーバーに通信していないので、Digishot®を押印しても決済完了になりえません。結果、決済完了にならないために不正利用を防止できます。

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電子スタンプは、物理的なスタンプであり、偽造は容易ではありません。

また、電子スタンプそれぞれには個別のIDが付与されており、すべてのIDは専用サーバーにて登録管理されています。

例え、電子スタンプそのものを偽造したとしても、偽造スタンプ自体のIDが不正なものであるかどうかは専用サーバーとの照合によって把握することが可能です。

最後に

QRコード決済は、利便性が高く、今後も成長が期待される決済手段です。

しかし、セキュリティリスクを理解し、適切な対策を講じることが重要だと考えています。

Digishot®(デジショット)のようなアナログとデジタルを融合させた電子スタンプ技術によって、安全かつ効率的にキャッシュレス決済を運用するお手伝いができると考えております。